
人生には、悩み事が多く散在している。その悩みの中には、自然に解決できるものもあるだろうし、他人が解決してくれるものもある。
しかし、その大多数は自分で解決しなければならないものである。難問や挫折、失敗に立ち向かう意欲と明るさと積極的な心構えは、その結果に非常に大きな影響を与えるものなのだ。
そこで、ある寓話をここに紹介してみよ
う。

ある女性の運転する車が、氷結した山道でスリップし、雪の斜面に突っ込んでしまった。
このアクシデントに遭遇し、彼女が途方にくれていると、そこへ一人の老人が近づいてきた。
彼女はほっとした表情で、期待を込めてこう言った。
「車が動かなくなってしまったのですが、助けてもらえないでしょうか」
彼女の哀願を聞いたものの、その老人は無表情な顔で、斜面に突っ込んでいる車を一瞥して、こう言った。
「動けないと思えば、動けないだろうね」
彼女は唖然とした様子で、その老人を見送った。
彼女の期待は無残にも打ち砕かれたことは、いうまでもなかろう。
彼女は、そのときこの老人の言葉の中にある、深い意味が理解できなかったのである。
すなわち、あきらめて投げ出せばそれ以上の前進はなく、敗北を認めないかぎり、敗北することはないという、奥深い意味があったのである。
その老人が言わんとしたことは、勇気、信念、創意工夫、そして粘り強い努力によって驚異的な力を発揮できるという意味だったのである。
Motivation is like a fire :
Unless you continue to add fuel,
it goes out.
ヤル気は炎のように、常に燃料を補給しなければ、
消えてしまうものだ。