ナポレオン・ヒル財団 アジア/太平洋本部 公認代理店 サクセスアンリミテッド愛知

愛知・名古屋、岐阜、三重を中心に全国へナポレオン・ヒル博士の「成功哲学」を身に付けるための脳力開発プログラム 『ナポレオン・ヒル・プログラム』の普及と 「成功哲学セミナー」と「コーチング」を通じて、プログラム・ユーザーの皆様の成功をサポートしています。

Top > ちょっとためになる話し>ホームラン目指してバットを振れ!

Think & Grow Rich

ホームラン目指して
バットを振れ!
ナポレオン・ヒル

 

 成功した人々には、たいてい師と仰ぎ、手本とした人物がいるものだ。
 マイケル・アウンは、自分の育ったサウス・キャロライナ州レキシントンで不動産デベロッパー、建設会社、保険会社、エステート・プランニング会社の社長をしている。
 彼の師となった人物は祖父であった。祖父は、学歴もなく英語も話せないレバノンからの移民だった。
 「ジディ(Jidy)」とはレバノン語で祖父という意味だ。アウンの「ジディ」は彼が13歳のときに死んだが、移民として迫害されながらも「猛烈に働き、隣人を猛烈に愛した」その生き方は、少年だった彼の心に焼きついた。

 少年時代、アウンはリトルリーグに入っていた。そのチームはアウンの叔父がスポンサーを務めており、マックス・ミートヘッズと呼ばれていた。叔父の経営する食料品店は最高級の牛肉で有名だったからだ。
 アウンは打順でチームの強打者の前だったので、ピッチャーに多く投げさせてフォアボールでの出塁を狙うことがよくあった。しかしジディはこう言うだろう、「忘れるな、バットを振らなければホームランは打てないぞ」
 ミートヘッズがハーモンズ・ピル・ローラーズ(ハーモンズ・ドラッグ・ストアにちなんで名づけた)との試合で、苦戦していたときのことだ。町の人々は店を閉めて観戦に来ていた。

失敗への恐怖を克服することが成功へのカギ

バットを振らなければホームランは打てない! 9回裏ツーアウト満塁でアウンの打順がまわってきた。怖くて死にそうだった。彼は出塁すること、ヒットを打つこと、三振しないことだけを祈った。

  一球目はストライク。二球目も真ん中低めのストライクだった。悪者になるまであとストライク1つだった。
 そのときジディの言葉を思い出した。彼は3本ファウルを打って粘り、4本目にレフトフェンスを越える満塁ホームランを打った。
 その日、アウンは失敗への恐怖を克服することが成功のカギだということを学んだ。数年後、彼は再びそれをトロント国際空港で経験した。

  彼はトーストマスターズ・インターナショナルズ(世界弁論大会)で制限時間を8秒オーバーして負けたばかりだった。アウンは悲しみのあまり帰りの飛行機に乗り損なった。

  しかし彼は翌年、逆転ホームランを打った。バンクーバーでチャンピオンシップを勝ち取ったのだ。そのとき彼は、バンクーバーで優勝できたのはトロントで敗北の屈辱を経験したからこそだと気づいた。

成功したければリスクを負う

 ジディは生前、アウンに、「鷲とハゲタ力とどちらになりたいか」と尋ねたことがあった。見ためはどちらも似ていて、羽根の大きさも色も同じだ。

 しかし習性はまったく正反対だ。鷲は獲物を追いかける。ハゲタカは残りものをあさる。失敗の危険を冒そうとしないハゲタカは、自分の生存にさえ責任を持っていない。
  「鷲になりたかったら」とジディは言った。「鷲のように飛べ。つまり鷲のようにリスクを背負わなければならないということだ。最後にうまくやるだけの値打ちのあることには、最初に失敗するだけの価値があるのだ」
  アウンのジディは、人々を愛し、寛大な態度で接することで成功した。「残念ながらたいがいの人間は、人生が大きな宴会であるということに気づかない。悲しいことに、お腹が空いて死にそうな人がほとんどだ」

< 前の話 | 戻る | 次の話 >