
テイラーは、消極的な心構えを積極的な心構えに変えることによって人生を変えた。誰かが自分を信じてくれていると知ったとき、彼は自分自身を信じ始めた。彼にとって、それは人生をよい方向に変える画期的な出来事だった。
彼は立派な高校へ進学し、そこで模範生になった。私が最初に彼に会ったのは20年前だが、そのとき彼は大学生で、100人以上の黒人学生たちに大学進学を促す啓蒙活動をしていた。
彼は、母親と10年生のときの英語の先生から、何が人をヤル気にさせるのかを学んでいたからだ。
彼は否定的な暗示の影響力がどんなに大きく、危険なものかを身にしみて知っていた。
しかし、その一方でそれを変える方法も学んだ。彼は、心の力を使い、深層自己説得を通じて環境の悪影響を消す方法を習得したのだ。
他人の消極的な暗示も、積極的な信念によって打ち消すことができることや、未知の力を発揮できることも知った。
グレゴリー・テイラーは、いまでも学び、人を助けている。それはすでに彼の習慣になっているのだ。
知識によって得られる力に気づき始めると、ますます探究心がかき立てられる。同じように人をヤル気にさせることから得られる満足感を一度でも味わうと、終身その虜となる。
私は、数十年にわたる経験の中で、時代の著名な思想家と一緒に仕事をするチャンスに恵まれ、人を成功に向かわせるモティベーションについてより良く理解しているつもりだ。
自分に、思っていた以上の脳力があると気づいたとき、人は目を輝かせるものだ。心構えも運命も自分でコントロールできるとわかったとき、人々が何ともいえないよい表情を浮かべるのを私は見てきた。セールスパースン、会社の重役、囚人、貧乏人、浮浪者など、誰であろうと何ら変わりはない。
誰でも自分の思いどおりの人間になれる。人を助けることもできるが、人を無視したり、傷つけることもできる。グレゴリー・テイラーは自分を救い、他人をも救う人生を選んだ。彼はそうして数多くの人々にヤル気を起こさせ、彼からよい影響を受けた人々が今度はもっと多くの人々に良い影響を与えることだろう。
誰もがマインド・パワーを内に秘めている。自分と他人を助けるためにマインド・パワーを利用しよう。
